3. 有機(オーガニック)食品を選び、断食で毒素を排泄する

■有機食品で体内をきれいにする

ガンから劇的に生還した人々は、それまで体内に蓄積してきた化学物質や有害物質を排出する必要があったと話していました。細胞のガン化は、細菌やウィルス、遺伝子異常、そして有害な物質など様々な要因によって引き起こされることが科学的に明らかにされています。ある種の化学物質、例えばニコチンやアスベスト、ホルムアルデヒドには、発ガン性があることが分かっています。

身近な物質の中にも、科学的には断定できないまでも、疑わしいものがあります。例えば、殺虫剤や遺伝子組み換え食品です。これらの安全性が立証されるには、今後50年、またはそれ以上かかるかも知れません。ニコチンが肺ガンを誘発するという証明には、50年もかかったのです。

最近、農薬について気になる調査が発表されました。一部の小児ガンについて、妊娠中の母親による家庭用農薬の使用との関連性が示唆されたのです。また、乳ガン患者の乳房組織からは、非乳ガン患者の良性の腫瘍組織よりも、有意に高濃度の農薬成分が検出されました。こういった農薬成分と発ガン作用との関連を科学的に証明するには、さらに50年といった歳月が必要でしょう。

その点、劇的な寛解(治癒)を遂げた人たちは懸命でした。敢えて危険を冒さず、有機栽培の野菜や果物を食べてきたのです。最近の研究で、有機食品240種類を調べた処、農薬の含有量は一般の食品より平均30%低かったことが分かりました。彼らの選択は正しかったのです。

■断食による毒素排泄(デトックス)効果

有機食品を選び、毒性物質を避ける。それに加えて、すぐに体内から農薬や重金属などを排出する効果があるのは、短期間の断食や体内洗浄です。

断食は世界各地に伝わる伝統的な治療法の一つで、3,000年も昔から、殆どの宗教や伝統的治療法が、断食について何らかの記録を残しています。いまも多くの治療者が、体内から汚染物質を除去したり解毒したりするためには、断食は格好の手段だと考えています。

安全に実施した場合の断食には、ドミノ倒しのように、身体を大変革する力があるからです。短期間の断食には、病原菌を排泄し、コレステロール値を下げ、老化を遅らせる効果がある、という報告があります。24時間断食するだけでも、内臓全体の浄化や免疫細胞の活性化といった身体の解毒作用が働き始める、という報告もありました。

世界各地の代替治療者が、ガン治療の一環として断食をとり入れています。ある治療者は、断食の利点を次のように語っていました。

「断食は、身体に溜まった毒を出し、排泄機能を改善してくれる優れた手段です。断食すると、私たちの身体は悪い物質を溜め込まなくなります。

もし、私がガンだと診断されたら、長期間の断食にとり組むでしょう。まず、身体を浄化し、それから毒を含まない食物(有機食品)だけを食べる様にします。

断食の目的は、身体の細胞を浄化し、そして増殖の活発なガン細胞を飢餓状態に追い込むことにあります。目指すところは、抗ガン剤治療など一般の西洋医学と同じです。

それを自然にやるのが断食なのです。動物や有機生命体の殆どは、病気になるとものを食べなくなります。それが体を治すための自然なやり方だからです」

いくつかのガンは、ウィルスや細菌と関連することが明らかになっています(HPVウィルスと子宮頸ガン、ピロリ菌と胃ガンとの関連はその例)。体内に溜め込んだウィルスや細菌を排出するために、ガン患者は、医療従事者の監督下で短期間の断食にとり組んでみると良いでしょう。

体内洗浄はしたい、でも断食には気乗りしないという人は、一日だけ、野菜ジュース断食を試してみると良いでしょう。オオバコ繊維のサプリメント(アメリカでの商品名はメタムシル)を4時間から6時間に1回補給すると、飢餓感が和らぎます。こういった形で月に1回断食すれば、体内洗浄が出来ます。断食を試す前には医師に相談して、医療従事者による監督は必要かどうか、確認して下さい。

【出典】ガンが自然に治る生き方 ケリー・ターナー著 長田美穂訳

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