味噌の有効成分とガン予防効果

日本人にとって、味噌は正に「ソウル・フード」です。味噌汁、味噌漬け、味噌炒めのない食生活はあり得ません。日本人が世界最長寿である要因の一つに発酵食品の摂取があると思いますが、その代表格が(生)味噌です。この最も身近にあり略毎日食べている食品には、一体どんな効果があるんでしょうか?

① 味噌の有効成分

納豆とともに大豆を主原料とした味噌は大変優れた食品です。生で食べる(キュウリやセロリなど生野菜につけて食べる)、あるいは50℃のぬるま湯で溶いた味噌汁は特に御薦めです(50℃のぬるま湯なら酵素活性は失われない)。

味噌(特に生の味噌)には優れた有効成分が沢山入っています。例えば、アミノ酸、イソフラボン(アグリコン)、セリルトリプトファン(ペプチド)、メラノイジン、αーリノレン酸エチルエステル、サポニン、ビタミンE、レシチン、酵素(但し生の味噌)などです。


イソフラボンはいわゆるホルモン性のガン(乳ガン、子宮ガン、前立腺ガン、肺ガン、卵巣ガン、膀胱ガン他)の予防効果があります。セリルトリプトファンには血圧を下げる力があります。

メラノイジンも血圧を下げる力を持ち、繊維的物質として排便を促し、便量を増加させ有害金属を吸着して排泄することから注目を集めています。ホルモン性ガンのみならず、胃ガンや肝臓ガンの予防にもなります。

このメラノイジンは腸で善玉菌を増やす効果もあります。メラノイジンは生の大豆には殆どなく、発酵させて味噌にすると産生されてくる物質であり、難消化性物質なので、殆どは便となって出ていきます。そのため、Nacl(塩)の排泄、有害金属の排泄、腸内善玉菌のエサなどになり、これらの効能効果に寄与しています。

αーリノレン酸はガン予防に、サポニンは高脂血症・動脈硬化、肝臓障害の改善効果があります。ビタミンEは抗酸化力のエースであるし、レシチンはやはりコレステロールの正常化と痴呆防止効果があります。

その他ビタミンB2や酵素(生の場合)も多い。生味噌の味噌汁1回の摂取量に含まれる塩分量は”塩っぽい”割には少ない量しか入っていません。

② 味噌はガンの予防になる

大豆の発酵食品(生味噌や納豆)を多く食べていた沖縄の人達は、乳ガンの他、ホルモン依存性ガンになりにくかったというのは先に述べた通りです。

イソフラボン(アグリコン)の効果は大変なもので、胃ガンや大腸ガンの予防になるというのは下表のデータで明らかです。ここでは、胃ガン、乳ガン、大腸ガンの予防になるというデータを載せておきますが、その他、前立腺ガンにも効果的というデータもあります。他にも、生味噌が腸内を善玉菌優位にすることで肝臓ガンの予防にも良いのです。

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