砂糖、肉、乳製品、精製穀物を大幅に減らすか、全く摂らない

ガンから劇的生還を遂げた大多数の方々に共通する食事の改革には次の4点が挙げられています。

1. 砂糖、肉、乳製品、精製穀物を大幅に減らすか、全く摂らない
2. 野菜と果物を大幅に増やす
3. 有機(オーガニック)食品を選ぶ
4. 浄水器の水を飲む

以下、順を追って、各項目について、「がんが自然に治る生き方」ケリー・ターナー著、長田美穂訳より抜粋したほか、私が調べた他の書籍からの情報も加味しまとめました。

1. 砂糖、肉、乳製品、精製穀物を大幅に減らすか、全く摂らない

① 砂糖はやめるのは何故?

■ガン細胞はエネルギー獲得の為に膨大な量のブドウ糖を消費する

ガンと砂糖の関係は、長い間議論の的でした。ガン細胞が健康な細胞よりもずっと早く砂糖(ブドウ糖)を消費・代謝するのは、疑いのない事実です。

砂糖の大量摂取がガンを引き起こすかどうかについては、まだ科学的な結論は出ていません。けれども、ガン患者にとっては、出来るだけ食事から砂糖を減らしてガン細胞の『餌』を減らし、糖分は野菜や果物から補う、という選択が合理的でしょう。

砂糖とガン細胞の関連を最初に発見したのは、オットー・ワールブルク博士で、ノーベル医学生理学賞を受賞しています。ガン細胞はエネルギー獲得の為に膨大な量のブドウ糖を消費し、呼吸には酸素を必要としないことを解明したのです。正常細胞が消費するブドウ糖の量はガン細胞よりもずっと少なく、呼吸には酸素を必要とします。

ガン細胞と正常細胞の最大の違いは、活動に必要とするブドウ糖の量の違いにあるのです。だから、砂糖の摂取を減らすというのは、ガン細胞を飢餓状態に追い込む為の格好の手段なのです。

② 乳製品はやめるのは何故?

第一に、乳製品の原料は他の動物の乳であり、人間の為の飲物ではないからです。牛乳は子牛の生育の為に、子牛に必要なホルモンやタンパク質を含んでいます。私たち人間は、地球上で唯一、他の動物の乳を飲んでいる動物なのです。

また、牛乳に含まれる主なタンパク質『カゼイン』は、ガン細胞の成長を促す可能性があることが、ラットによる実験で明らかになっています。カゼインの投与の有無によって、ラットのガンは増殖もするし抑制もされるのです。

二つ目の理由は、ほとんどのアメリカ産乳製品には、成長ホルモンや抗生物質、農薬が含まれているからです。欧州はアメリカの乳製品を輸入禁止にしています。多くの研究で発ガン性の疑いがあると報告されている遺伝子組み換え成長ホルモン(γBGH)を、牛に投与しているからです。

さらにアメリカではコスト削減の為に、牛の飼料に牧草ではなく安価なトウモロコシを使っています。そのせいで乳製品は、体に良いオメガ3脂肪酸の替わりに、オメガ6脂肪酸を過剰に含むようになりました。オメガ6脂肪酸の過剰摂取は、ガンと関係すると繰り返し指摘されています。

■「牛乳」神話に騙されるな!牛乳はあらゆる病状を引き起こす

私たちは丈夫な骨格を形成し、骨粗鬆症を予防するために、牛乳を飲むように教えられてきましたが、実は牛乳を飲んでも骨を丈夫にすることは出来ません。それどころか、逆に骨粗鬆症を助長してしまいます。そればかりか、牛乳は最近急増している子供の肥満、アレルギー性疾患(喘息、アトピー性皮膚炎、ジンマシンなど)の主犯とも言える食品なのです。

そして、小児糖尿病、続発性中耳炎、乳幼児突然兆候群、疝痛、腸壁への刺激、腸壁からの出血、貧血、便秘、静脈瘤、裂孔ヘルニア、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、さらには大人の花粉症、鼻炎、消化不良(乳糖不耐症)、片頭痛、心臓病、ガン(肺ガン、大腸ガン、乳ガン、前立腺ガン)、慢性関節リウマチ、牛の白血病ウィルスまたはエイズ様ウィルスによる感染といった命に関わるものまで、ありとあらゆる病気を引き起こすことも解ってきました。


【出典】http://pbs.twimg.com

■牛乳の有害性を証明する文献は山ほど

世界にはそれを証明する研究文献が、一生かかっても読み切れないほど沢山あります。牛乳がトラブルメーカーであることは、決して新しい情報ではありません。そのことは少なくとも75年も前から、世界中の権威ある科学誌に書かれてきたことなのです。

私がここでお話ししていることが事実に反するのではないかと疑問に思われる方は、是非インターネットで「harmful effect of milk」と打ち込んでみて下さい。132,000件ものサイト(6/14現在)でヒットしますので、じっくりと確かめて下さい。(学術記事 17,700件 記事数156,000,000件 2016/11/04現在)

③ 肉類を止めるのは何故?

肉については多くの議論があります。一つは、肉の食べ過ぎの問題です。肉は食事量の10%程度に抑えるべきである。さらに理想を言えば、狩りで捕った野生動物の肉が良いそうです。

一方で、逆に肉をもっと食べるべきだという主張もあります。通称「原始人ダイエット」(旧石器時代の原始人のように、穀物は食べず、肉や魚、野菜、果物などの自然な食べ物の摂取を勧める)を信奉する人は、人間の体は元来、食事量の2割から4割の肉を食べる様に出来ている、と言います。

日常的に肉を食べること、とりわけ赤身の肉(牛、豚、羊など)の摂取と様々なガンの関連については、信頼性の高い研究が重ねられてきました。中には、一日二食、肉料理を食べてきた女性は、乳ガンの再発リスクが4倍も高かったという研究もあります。

また、畜産や養鶏、漁業の業界は、酪農業を同じ問題を抱えています。合成ホルモンや抗生物質、農薬、そしてオメガ6脂肪酸の多い飼料の使用です。

乳製品と同じく、人の体に必要な栄養素に、肉からしか摂取できないものはありません。ベジタリアンの人たちはタンパク質を糖類や未精製穀物から、鉄分は豆類や海草類から摂っています。

ガンが完全に消滅するまでは、肉類は極力避けるか、摂らないようにして下さい。どうしても食べるなら、放牧されていて、有機飼料と牧草だけで育てた、抗生物質とホルモン剤不使用の肉を、少量だけにして下さい。

■肉食を続けると腸内環境は悪化、様々な生活習慣病が…

肉食を続けると腸内環境は悪化、様々な生活習慣病が…

④ 未精製穀物を止めるのは何故?

ガンから劇的に生還した方々は、精製食品、中でも精製した穀類は、極力減らすか完全に避けていました。例えばパンです。パンとは、小麦を脱穀し、砕いて精製して粉にし、それにイースト菌や砂糖を混ぜて焼いた食品です。精製した小麦粉が含む炭水化物は、体内ですぐブドウ糖へと変化します。

パンのGI値(食後の血糖値の上昇度を示す指数)はとても高く、ガン細胞の格好の餌になります。パンに限らずパスタ、粉製品、手軽な粉もの食品(パンケーキミックスなど)の摂取は、ガン細胞にブドウ糖を大量に与えるだけでなく、血中のインスリン値を急上昇させます。これもまた、ガン細胞を大喜びさせる状態です。


血糖値とインスリン値を低く抑えるために、ガン生還者が食べていたのは、未精製の穀物でした。未精製の穀類は、精製したものより消化に時間がかかります。だから、血糖値をインスリン値を急上昇させず、低めに抑えられるのです。未精製の穀類は、精製した穀類よりビタミン類と繊維を多く含んでいるのも良い点です。


【出典】http://okimideiko.blog.fc2.com/ より

さらに重視したいのは、未精製穀類の摂取にはガン抑制効果があるという報告が、数多くあることです。

未精製の穀類とは、玄米やキノア豆、全粒粉のオーツ麦や大麦、小麦粒などのことです。パンなら、発芽全粒粉を使ったパンを試してみて下さい。味が濃厚で、一切れ当たりの糖分は、普通のパンどころか全粒粉パンと比べても少量です。

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